VAIO S11にArchLinuxをインストールする

ArchLinuxも使用して2年とか3年くらいになりました。いまだに愛着があってメインのPCとして使用しています。

この記事ではVAIO S 11にArchLinuxをシングルブートしてArchLinux専用PCにする方法を書きます。
VAIO S11は英字キーボードにしているので、キーボード周りの設定はしないものとして、ディスプレイマネージャはSLiM、ウィンドウマネージャはawesome構成で行きます。

MacからOSイメージをUSBに焼く

公式サイトからiosイメージをダウンロードしてきます。

$ diskutil list
$ dd if=OSイメージ名 of=/dev/sdx

以下のようにエラーが出たらUSBをアンマウントする必要がある

dd: /dev/sdx: Resource busy
$ df 

volume名を確認

$ sudo diskutil umount "/Volumes/UNTITLED"

インストール作業

F3かF4をした状態でVAIOの電源をつける。
USBから起動を選択

ライブUSB起動ができたら、ネットワークに接続

$ wifi-menu
$ ping -c 3 www.google.com

パーティションを切る

$ fdisk /dev/nvme0n1
$ cgdisk /dev/nvme0n1
$ gdisk /dev/nvme0n1

上記のどれでもよい

今回はgdiskでパーティションを切っていく。gdiskを起動したら以下のようにoでGPTのパーティションテーブルを作成(既存パーティションは全て削除される)

ESP

Command (? for help):n
Permission number: 1
First sector     : 何も押さずエンター
Last sector      : +512M
Hex code or GUID : EF00

SWAP

Command (? for help):n
Permission number: 2
First sector     : 何も押さずエンター
Last sector      : +1G
Hex code or GUID : 8200

root

Command (? for help):n
Permission number: 3
First sector     : 何も押さずエンター
Last sector      : 何も押さずエンター 
Hex code or GUID : 8300

フォーマット

ESPとLinuxシステムのフォーマット

$ mkfs.vfat -F32 /dev/nvme0n1p1
$ mkfs.ext4 /dev/nvme0n1p3

スワップ作成と読み込み

$ mkswap /dev/nvme0n1p2
$ swapon /dev/nvme0n1p2

マウント

$ mount /dev/nvme0n1p3 /mnt
$ mkdir /mnt/boot
$ mount /dev/nvme0n1p1 /mnt/boot

システムのインストール

システムをダウンロードするためのミラーを設定する。Canadaを上に持ってくる(日本在住の場合はJapanを上に持ってくる)

$ nano /etc/pacman.d/mirrorlist

nanoのショートカットコマンドは
Ctr + Kでカット
Ctr + Uでペースト

インストール

$ pacstrap -i /mnt base linux linux-firmware base-devel

fstab作成

catで確認

$ genfstab -U -p /mnt >> /mnt/etc/fstab
$ cat /mnt/etc/fstab

システム設定

新しいシステムに入る

$ arch-chroot /mnt /bin/bash

ロケール設定

$ pacman -S nano
$ nano /etc/locale.gen

en_US.UTF-8 UTF-8をコメントアウト

$ locale-gen
$ echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf
$ export LANG=en_US.UTF-8 

エリア設定

自分の住んでる地域に合わせて変更
/usr/share/zoneinfoをlsコマンドで確認

$ ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

時刻設定

ハードウェアクロックをUTCに設定します。

$ hwclock -u -w

Initramfs

$ mkinitcpio -p linux

ホスト名設定

ArchLinuxの部分はお好みで変更

$ echo ArchLinux > /etc/hostname

ネットワーク設定

この時点で必要なパッケージを落としておく

$ pacman -S dialog wpa_supplicant dhcpcd

NetWorkManagerでGUIの操作をしたい場合

$ pacman -S networkmanager
$ systemctl enable NetworkManager.service

ブートローダーのインストール

Grubを落として設定していく

$ pacman -S grub dosfstools efibootmgr
$ grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=/boot --bootloader-id=arch_grub --recheck --debug
$ grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
$ mkdir /boot/EFI/boot
$ cp /boot/EFI/arch_grub/grubx64.efi  /boot/EFI/boot/bootx64.efi

再起動・起動確認

arch-chrootで入った状態なので抜けて、再起動。
再起動中にインストールメディアを抜く。

$ exit
$ reboot

rootでログインして作業を行う

ユーザー設定

rootユーザーのパスワード設定を行い、次に新規でユーザーを追加する。

$ passwd
$ useradd -m -g wheel [user]
$ passwd [user]
$ pacman -S sudo
$ su [user]
$ visudo

以下のコメントアウトを外す

Defaults env_keep += "HOME"
%wheel ALL=(ALL) ALL

Xのインストール

グラフィックドライバを確認
ドライバは下記リンク参照

Xorg – ArchWiki
VAIO S11の場合はxf86-video-intelのダウンロードを行う

$ lspci | grep VGA
$ sudo pacman -S xf86-video-intel

ドライバーインストール後 Xウィンドウに必要なパッケージをインストール

$ sudo pacman -S xorg-server xorg-xinit xterm rxvt-unicode

awesomeは初期でxtermを使用するためこのタイミングで必ず一緒に落としておく

$ cp /etc/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc

ディスプレイマネージャ SLiMのインストール

$ sudo pacman -S slim arhlinux-themes-slim slim-themes

SLiMの設定ファイルを編集していく
念のためオリジナルのバックアップをとる

$ sudo cp /etc/slim.conf /etc/slim.bk.conf
$ sudo vim /etc/slim.conf

slim.confファイルを以下のようにする

daemon yes
auto_login yes
current_theme archlinux-simplyblack

サービスを実行する

$ sudo systemctl enable slim.service

ウィンドウマネージャ awesomeのインストール

$ sudo pacman -S awesome
$ echo "exec awesome" >> ~/.xinitrc
$ mkdir -p ~/.config/awesome/
$ cp /etc/xdg/awesome/rc.lua ~/.config/awesome/

パッケージ

以降は自分の好みのパッケージを入れてください。ここで紹介しているのは自分が使っているものばかりになります。

公式

フォント

  • ips-fonts 日本語対応フォント
  • ttf-liberation 英字フォント
  • ttf-hack お気に入りのフォント
$ sudo pacman -S ips-fonts ttf-liberation

開発ツール

$ sudo pacman -S tmux neovim gvim vim firefox

ユーティリティ系

$ sudo pacman vlc

ハード関連

$ sudo pacman acpi

AUR

開発ツール

$ yaourt -S slack-desktop

まとめ

あとはお好きなパッケージ等入れて自由にカスタマイズしてみてください。個人的にはパッケージを最小限に抑えるのが好きです。

参考リンク

インストールガイド – ArchWiki
Arch LinuxをUEFI + GPT環境にインストールする

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