ArchLinux Install

LiveUSB作成

公式サイトよりisoファイルをダウンロードします。
落としてきたisoファイルをUSBに焼きます。

まずはdiskutil listコマンドで焼きたいUSBメモリのパスを確認。
今回は /dev/disk2 とします。

hdiutil convert -format UDRW -o ArchLinux archlinux-2017.01.01-dual.iso
diskutil list
sudo dd if=ArchLinux.dmg of=/dev/disk2 bs=1m

もしもddがresource busyになる場合
dfコマンドを打つとディスク・ドライブの状態が確認できます。
もし、/dev/disk2 が Mounted on であった場合はアンマウントしておく必要があります。
(Volumes/Archとする)

df
diskutil umount /Volumes/Arch
sudo dd if=ArchLinux.dmg of=/dev/disk2 bs=1m

LiveUSBを作成してPCに接続

パーティション

PCのパーティション設定を行う。
今回はBIOS+MBR環境のシングルブートを前提にすすめる。

キーボード設定

初期のキーボードだと英字キーボードになっているので
一時的に日本語キーボードにする

loadkeys jp106

GPTからMBRに規格を変更
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
MBRとGTPの違い

パーティションの構成としては最も簡単な構成にする
スワップは除いてBoot領域とLinuxのシステム領域の2つにする

gdisk /dev/sda
disk o

BIOS-GPTの場合、BIOS Boot Partitionが必要
type:0xef02で作る必要がある

パーティションをフォーマット

mkfs.ext4 /dev/sda1
mkfs.ext4 /dev/sda2

現在はLiveUSBを読み込んでいる状態
PC上HDD領域をマウントする
(マウント:接続した周辺機器や外部記憶装置(あるいは、装置に挿入されたディスクなどの記録メディアOSに認識させること)
マウントした際にブート用のフォルダを生成

mount /dev/sda2 /mnt
mkdir /mnt/boot
mount /dev/sda2 /mnt/boot

ベースシステムのインストール

ArchLinuxにおいて必要となるファイルをミラーサーバーよりダウンロードします。
ミラーサーバの設定を行った後に、コマンドを打つことによりダウンロードを開始します。

ArchLinuxのパッケージマネージャはpacman
別のディストロビューではyumやaptなどと同じものだと思ってもらえればいいです。

ミラーサーバの設定

nano /etc/pacman.d/mirrorlist

nanoにおけるコピー&ペーストは以下
– Alt + 6 でコピー
– Ctl + U でペースト

jaist.ac.jp
ftp.tsukuba.wide.ad.jp
のサーバを先頭に持ってくる。

ベースシステムインストール

以下のコマンドでベースシステムをインストールしてくれる。

pacstrap /mnt base base-devel

これでマウントしているHDD上にArchで必要なファイルがインストールされました。
ArchLinuxでは優先接続を行うことが奨められていますが、もしiPhoneよりテザリングしてネットに接続したい場合、以下の記事を参考にしてみてください。
ArchLinuxインストール時にiPhoneデザリングをする方法

fstab

Linuxにおいて/etc/fstabファイルには、ファイルシステムの情報が書かれている
OSを起動したときに、この/etc/fstabファイルが参照されて、ファイルシステムをマウントされる。
デバイスファイルとマウントポイントなどが記述されている。
/etc/fstabファイルの記述については、ディストリビューションやバージョンによって多少違うことがあるので注意。

genfstab -U -p /mnt >> /mnt/etc/fstab

基本設定

ArchLinuxのインストールはこの時点でほぼほぼ終了しているので、次は普段使いできるように設定を行なっていく。

言語設定

必要なロケールを有効にする必要がある

nano /etc/locale.gen

以下のコメントアウトを外す

en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.UTF-8 UTF-8

コメントアウトを外すことによりロケールが有効になる
locale-gen実行をすることで先ほど有効にしたロケールのシステムをアップデートする

locale-gen

キーボードとフォントの設定

nano /etc/vconsole.conf

以下を記述
KEYMAP=jp106

タイムゾーン

日本時間に設定し、ハードウェアクロック(PC内の時計)を統一させる

ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
hwclock --systohc --utc

ホスト

ホスト名は好きな名前を入れる
ここでは[ArchLinux]とする

echo ArchLinux > /etc/hostname

rootパスワードの設定

passwd

初期RAMディスクの作成

mkinitcpioはinitrd作成ツール。初期RAMディスク(initial ramdisk)とはLinuxカーネルのブート時に一時的なルートファイルシステムをメモリに読み込むための方式のこと。

mkinitcpio -p linux

ネットワーク

次回から起動時にネットワークに自動接続するように設定する
DHCPをONにする

有線

dhcpcdを起動時に実行するようにする

systemctl enable dhcpcd.service

無線

wifi-menuを使うためにパッケージを落とす
ワイヤレスのネットワークアダプタ名(wlpで始まるインターフェース)を確認し、起動時に実行するように設定する

pacman -S wireless_tools wpa_supplicant wpa_actiond iw dialog
ip link
systemctl enable netctl-auto@wlpxxxx

ブートローダーのインストール

起動イメージの作成を行う。
BIOS-GRUBの実装、GRUBをインストールする。
ArchLinuxをインストールしたドライブにインストールをします

GRUBのインストール

pacman -S grub os-prober
grub-install --recheck /dev/sda

no error reportedと出てきたら完了

GRUBの設定ファイル作成

grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

GRUBが動いているか確認する
再起動をかけて、USBを抜く

exit
reboot

ユーザー関連

再起動後、rootユーザーでユーザーの設定を行います。

ユーザーの作成

useradd -m -g wheel [user]
passwd [user]
pacman -S sudo

ユーザー設定

visudo

以下のコメントアウトを外す

Defaults env_keep += "HOME"
%wheel ALL=(ALL) ALL

以降からは新規で追加したユーザーで操作を行っていく

シェルの変更

デフォルトのbashからzshへ変更を行う

環境変数のSHELLを表示して
現在のシェルを確認してみる

echo $SHELL

/bin/bashと返ってくる

zshインストールとシェルの変更

pacman -S zsh
chsh

New shellと聞かれたら/bin/zshと入力してEnter
Shell changed.と返ってきたら変更完了
再起動後にシェルの変更が行われる

Xのインストール

XとはX Window Systemのことで、GUI環境構築のための基本フレームワークやプリミティブを提供してくれる
Archの概念に沿って、最低限のものを入れることにする。

$ sudo pacman -S xorg-server xorg-xinit

設定ファイルをユーザーのディレクトリ直下にコピー
今後、GUIの起動など必要な設定はここに記述していく

$ cp /etc/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc

GUIのドライバをインストール

以下、公式より抜粋

Linux カーネルにはオープンソースのビデオドライバーが含まれておりハードウェアでアクセラレートされたフレームバッファをサポートしています。しかし、OpenGL や X11 における 2D アクセラレーションを使うにはユーザーランドのサポートが必要です。

Xを使用するのに環境にあったビデオドライバーをインストールする必要がある
まずはカードの確認。

$ lspci | grep -e VGA -e 3D

この4つのカードのどれかが表示されるので環境にあったドライバをインストールする。
– AMD/ATI
– Intel
– Nvidia
– VIA

公式では、オープンソースの方が頻繁に更新されるのでプロプライエタリよりもオープンソースを推奨している。

ドライバ一覧

Intelの例

$ pacman -S xf86-video-intel

以上でGUIに必要な設定ができたので、以降は自分のお好みでディスプレイマネージャとウィンドウマネージャをインストールしてください。

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